
不動産コラム#82【収納の多さだけで選ぶと後悔する?|住まい探しで確認したい収納計画】

新築戸建や中古戸建、マンションを探すとき、「収納が多いかどうか」を重視する方は多いのではないでしょうか。
収納スペースは、毎日の暮らしやすさに関わる大切なポイントです。ただし、収納の数や広さだけで物件を選ぶと、「しまいたい物が入らない」「収納はあるのに部屋が片付かない」と感じることがあります。
住まい探しでは、収納の量だけでなく、場所や形がご家族の暮らし方に合っているかを確認することが大切です。今回は、物件の内見時にチェックしたい収納計画のポイントをご紹介します。
1.収納の広さだけで判断しない
間取り図に「ウォークインクローゼット」や「納戸」と書かれていると、たくさん収納できそうに感じます。しかし、収納の広さだけでは、実際の使いやすさは分かりません。
たとえば、奥行きの深い収納は、手前に荷物を置くと奥の物が取り出しにくくなることがあります。収納内に棚やハンガーパイプがあるか、しまいたい物に合った形かも確認したいところです。
内見では、収納の幅・高さ・奥行きだけでなく、扉の開き方や収納内部の棚の位置も見てみましょう。今使っている衣装ケースや季節家電、掃除機などを持ち込む予定なら、サイズを測っておくと、収納できるか具体的にイメージできます。
2.収納の場所が生活動線に合っているか
収納は、使う場所の近くにあると出し入れしやすく、片付ける習慣もつきやすくなります。
玄関の近くに靴や上着、バッグをしまえる場所があるか。洗面室の近くにタオルや着替えを置けるか。掃除機を使う場所の近くに収納できるか。間取りを見ながら、普段の生活の流れを思い浮かべてみましょう。
たとえば、玄関からリビングに入るまでの動線上に上着やバッグを置ける収納があれば、帰宅後の荷物を片付けやすくなります。反対に、使う場所から離れた収納しかない場合、物を戻すのが面倒になり、リビングや廊下に置きっぱなしになってしまうこともあります。
「収納がどこにあるか」だけでなく、「使ったあとに無理なく戻せるか」まで考えることが、物件選びでは大切です。
3.今の荷物と、これから増える荷物を考える
物件を検討するときは、現在持っている物の量や種類を把握しておきましょう。衣類や靴、季節家電、来客用の寝具、趣味の道具、子どもの学用品など、ご家庭によって収納したい物は異なります。
家族構成や暮らし方が変わることで、将来荷物が増える可能性もあります。今の持ち物だけでなく、これから増えそうな物も考えておくと、必要な収納量を検討しやすくなります。
一方で、収納の広さを優先しすぎると、居室やリビングが狭くなる場合があります。限られた床面積の中で、収納と居住スペースのバランスが取れているか、間取り全体を見て判断しましょう。
4.新築と中古では、確認したい点が異なる
新築戸建を検討する場合は、収納の位置や内部の仕様を確認しましょう。棚の高さを変えられる可動棚か、ハンガーパイプがあるかなど、何をしまうかに合わせて使い方をイメージすることがポイントです。建築前やプラン変更が可能な段階であれば、収納の追加や棚の位置について相談できる場合もあります。
中古戸建や中古マンションでは、収納の広さに加えて、内部の傷みやにおい、湿気の有無も確認しておきたいところです。収納扉の開閉に問題がないか、収納の前に家具を置く必要がないかも、内見時に見ておきましょう。
リフォームを予定している場合は、棚の追加や収納の使い方を変えられるか、工事の可否や費用も含めて不動産会社や施工会社に相談すると安心です。
5.内見時に確認したい収納チェックリスト
●しまいたい物が入る幅・高さ・奥行きがあるか
●使う場所の近くに収納が配置されているか
●扉の開閉や物の出し入れがしやすいか
●収納の前に家具を置いても使えるか
●家族の荷物や将来増える物も収まりそうか
●中古物件の場合、収納内部に傷みや湿気がないか
収納は、間取り図だけでは使い勝手を判断しにくい部分です。気になる物件があれば、内見時に収納の中まで確認し、持ち物やご家族の生活動線に合うかを確かめてみましょう。
住まい探しでは、収納の数や広さだけでなく、「使う場所の近くにあるか」「無理なく片付けられるか」という視点も大切です。暮らし方に合った収納がある物件を選ぶことで、入居後の「思っていたより使いにくい」という後悔を減らし、毎日をより快適に過ごしやすくなります。
リヴ不動産販売では、長岡京市・向日市・大山崎町を中心に、新築戸建や中古戸建、マンション探しをお手伝いしています。物件の間取りや収納の使い勝手など、気になる点がございましたら、内見時の確認も含めてお気軽にご相談ください。ご家族の暮らし方に合った住まい探しをサポートいたします。
