
不動産コラム#28【子育てしやすい街、子育てしやすい住まい】

はじめに
土地探し・住宅購入をする上で様々な立地条件や施設、環境が整っている事は大きな決め手になります。長岡京市が子育て世帯にとって選びやすい地域である魅力的なポイントをご紹介していきます。
立地条件、教育施設、買物利便性等
1.「交通利便性」
土地探しや住宅購入において、上位の条件にあげる方が多く、長岡京市ではその点において、一定の評価があります。
長岡京市は、京都と大阪のちょうど中間にある、面積19.17平方キロメートルほどのコンパクトな街です。
阪急京都線、JR京都線の2本の鉄道によるダブルアクセスで、京都中心部まで約10分、大阪中心部まで約30分で行くことができるため、通勤・通学・お買い物など、交通利便性が高く、 多くの子育て世代に選ばれ続ける街でもあります。
2.「幼稚園・小学校が徒歩圏内」
長岡京市内には以下のように、数多くの保育施設、幼児教育施設、小学校が設立されています。
バス送迎も各所、整っている施設が多く、また、自宅近くの園の選択肢が多いため、徒歩や自転車での送迎も検討することができます。
・公立保育所:4施設
・民間保育園:8施設
・幼保連携型認定こども園:3施設
・小規模保育施設:13施設
・認可外保育施設:6施設
・私立幼稚園:5施設
・公立小学校:10校
3.「スーパー・買物施設」
中規模、大型スーパー:10カ所以上
子育て世帯の家づくりのポイント
次に、子育て世帯の家づくりについてのポイントをご紹介します。
◆子育てしやすい家づくり・間取りのポイント
家づくり・間取りを考える際に「子育て世代ならでは」の押さえておきたい設計・機能のポイントを整理します。
(全国的にも共通ですが、土地形状・予算・将来まで見据える意味で重要です。)
1.見通しの良いリビング・対面キッチン

キッチンからリビング・ダイニング・子どもが遊ぶスペースまで視線が届く設計が好まれます。
小さいお子さんがいると「料理しながら子どもの様子を見たい/ちょっと目を離しても安心」というニーズが強くなります。
リビングを家族の拠点とし、そこから各部屋・洗面・トイレ・外への動線がスムーズであることが、日々の暮らしのゆとりに繋がります。
2.家事・育児動線(回遊動線・ショートカット)

キッチン⇔洗濯機・干すスペース⇔収納までの流れが短く、移動が少ないと家事がラクになります。
例えば、洗面・脱衣・ランドリーを近くに配置したり、パントリー・食品庫・キッチンを近接配置することで「買ってきてしまって→料理しながら洗濯しながらおもちゃ片付け」という複数作業が同時進行しやすくなります。
将来、家族構成や生活習慣が変わっても使いやすい動線設計にしておくことで“暮らしの変化”にも強くなります。
3.収納・多用途スペース・将来対応力

子育て世代では「物が増える」ことは想定すべきです(ベビーカー、遊具、学用品、習い事道具など)。ですので、玄関近くの土間収納・ファミリークローゼット・パントリーなどがポイントです。子ども部屋は「今は兄弟で1室→成長したら仕切れる」といった可変設計を取り入れておくと、後からリフォームせずに済む可能性が高まります。
ほかには、たとえばリビング横に“キッズスペース”兼“遊び場”兼“学習コーナー”を設けることで、子どもが小さいうちは遊び場、大きくなったらスタディスペースとして使えるなど長く使えます。

4.住宅性能(断熱・耐震・耐久)
これらもしっかり確認しておきたい項目です。将来長く暮らすことを想定したものとして、省エネ・耐震等級3・断熱等級5などがあります。
・省エネとは
省エネとは、エネルギー消費量を抑えることを指します。住宅における省エネは、断熱性能の向上や高効率な設備導入によって、冷暖房や給湯などに使うエネルギーを減らすことを目指します。日本ではカーボンニュートラル実現のため、省エネ住宅の普及が推進されており、2030年にはZEH水準(断熱等級5相当)が新築住宅の最低基準となる予定です。
・耐震等級3とは
耐震等級は、建物の地震に対する強さを示す指標で、数字が大きいほど耐震性能が高くなります。耐震等級3は、建築基準法で定められた最低限の耐震性能(耐震等級1)の1.5倍の強度を持つことを意味し、災害時の避難所となる建物と同等のレベルです。2022年10月からは、長期優良住宅の認定基準として耐震等級3以上が求められています。
・断熱等級5とは
断熱等級は、住宅の断熱性能を段階的に示す指標です。数字が大きいほど断熱性能が高く、熱の出入りが少ないことを意味します。断熱等級5は、「住宅の品質確保の促進等に関する法律(品確法)」に基づき、2022年4月に新設された等級で、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)基準と同等の断熱性能です。
・断熱等級5の特徴
ZEH基準相当:断熱等級5は、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)基準相当の高い断熱性能を持ちます。ZEHは、高断熱化と高効率設備によりエネルギー消費量を大幅に削減し、さらに再生可能エネルギー導入で年間の一次エネルギー消費量を実質ゼロにすることを目指す住宅です。
省エネ効果:断熱等級が高いほど、冷暖房費の削減効果が期待できます。断熱等級5は、従来の最高等級であった断熱等級4よりも約1.2倍の断熱材の厚さが求められるなど、より優れた断熱性能を持ちます。義務化の動き:2025年には断熱等級4が新築住宅の最低基準として義務化され、2030年以降は断熱等級5が最低ラインとなる見込みです。
まとめにかえて
子育てしやすい家づくりの進め方
・情報収集と予算決め
家づくりの最初のステップは、情報収集と予算を立てることです。お子様がいるご家庭の場合、3LDK以上の間取りが人気を集めています。
・信頼できるパートナー選び
建築を依頼するハウスメーカーや工務店選びは非常に重要です。会社の得意分野やデザインの傾向を確認し、理想の住まいを一緒に実現してくれるパートナーを選びましょう。信頼できるプロのアドバイスを受けながら、ご自身のライフスタイルに合った選択をすることが大切です。
・土地探しとプランニング
情報収集とパートナー選びと並行して、土地探しも進めます。希望の土地が見つかったら、購入手続きを進め、その後、間取りや設備などの具体的なプランニングに入ります。この段階で、家族の要望や将来のライフスタイルの変化を見据えた間取りを考えることが重要です。
・スケジュール管理
一般的に、土地探しからスタートする注文住宅の場合、完成までには1年〜1年半程度の期間がかかると言われています。入居希望時期から逆算して、計画的に進めることが成功の鍵となります。
理想の住まい探し、住まいづくりのご相談は、ぜひお気軽に、リヴ不動産販売株式会社まで♪
グループ会社に、注文住宅の建築会社があり、弊社と連携し、土地探しから建築まで、ワンストップでご対応させていただけます◎