
不動産コラム#29【新築住宅と中古戸建、 どちらを選べば良い??】

はじめに
新築住宅と中古戸建、どちらを選べば良いか、住まいを決める際に迷われることと思います。
「新築住宅」と「中古戸建」にはそれぞれ明確なメリット・デメリットがあり、どちらが良いかは、それぞれの方の価値観・予算・ライフスタイルによって変わります。
以下に、判断の助けとなる項目と、選び方のポイントをまとめます。
新築住宅の特徴
メリット
◎ 最新の設備・性能:断熱・耐震・省エネなどが最新基準。光熱費も抑えやすい。
◎ 修繕の心配が少ない:しばらくの間は大きな修繕が不要。
◎ 保証が充実:住宅瑕疵担保責任保険(通常10年)などが付く。
◎ 心理的に「まっさら」:誰も住んだことがない安心感。
デメリット
▲ 価格が高い:土地+建物で予算が大きくなりがち。
▲ 立地が郊外寄り:都市部では土地が限られ、希望エリアに建てにくい。
▲ 引き渡しまで時間がかかる:注文住宅なら特に、完成まで数か月〜1年以上。
中古戸建の特徴
メリット
◎ 価格が抑えられる:新築より2〜4割安いことが多い。
◎ 立地の選択肢が広い:駅近・人気エリアでも選べる可能性。
◎ リフォーム・リノベーションでアレンジが可能。費用を抑えて理想の住まいに。
◎即入居できる:契約後すぐ住める場合も多い。
デメリット
▲ 劣化・修繕リスク:築年数が経っているほど、屋根・配管・基礎などの補修が必要。
▲ 性能面で劣る:断熱・耐震などは古い基準のことも。
▲ 見えない欠陥リスク:ホームインスペクションが重要。
▲ 住宅ローン減税や補助金が制限される:新築より優遇が少ない場合あり。
選び方の目安
◎優先したいこと ◎向いている選択肢
・新しい設備・デザイン → 新築住宅
・コストを抑えたい → 中古戸建
・希望エリア・利便性重視 → 中古戸建
・長く住む予定(20年以上) → 新築住宅
・自分好みに改装したい → 中古+リノベ
・メンテナンスの手間を減らしたい → 新築住宅
アドバイス
◎中古物件を検討するなら、「ホームインスペション(建物診断)」を実施し、修繕コストを含めた総額で比較するのがおススメです。
◎新築物件を検討するなら、土地の条件(日当たり・地盤・アクセス)をしっかり確認。建物はリフォームできても立地は変えられません。
◎補助金や税制優遇(例:こどもエコすまい支援事業、住宅ローン減税)は年ごとに変わるので、購入前に最新情報を確認することが重要です。
まとめにかえて
長岡京市、向日市、大山崎町、西京区での住まい探しについてのポイントをまとめます。
各市町について、それぞれ押さえておきたい「ポイント」を整理します。ご家族構成やライフスタイルによって重要な部分が変わりますので、ご自身の重視点と照らしながらご覧ください。
1. 長岡京市
主な特徴・メリット
・京都府の「西南部」に位置し、JR東海道本線や阪急京都線が通っており、京都市・大阪市方面へのアクセスが比較的良好です。
・住みやすさの指標で「安心度」「快適度」などが京都府内で高いというデータあり。
・住宅地として選択肢も豊富で、不動産物件数・土地の流通も確認できます。
留意すべきポイント
・駅からの距離・交通手段(バス・徒歩)を要確認。駅近物件と、郊外・住宅街等では条件が大きく変わる可能性があります。
・土地価格・販売価格相場について、新築/中古物件共に価格感をしっかり把握したほうが安心です。
・中古住宅を検討するなら、築年数・設備・メンテナンス状況を確認する必要があります。例えばリフォームの必要性など。
探す上で押さえるべきチェック項目
・駅からの徒歩時間(特に通勤・通学を考えている場合)
・周辺商業施設・公共施設(スーパー・病院・学校)までの距離
・将来的な修繕費の見込み(築年数の古い物件を選ぶ場合)
・地盤・洪水リスクなど、住宅地としての“安全性”(京都南西部は山地・盆地特性があるため、周辺環境を確認することが大切)
2. 向日市
主な特徴・メリット
・市域面積が小さめながら住宅街・アクセスの利便性ともにバランスが取れているエリアです。
・交通ネットワークが集中しており、京阪神方面(京都・大阪)への移動がしやすい点がメリット。
留意すべきポイント
・市域面積が小さいため「駅から近い」「徒歩圏内」の物件ほど早めに動かないと良い条件が埋まる可能性があります。
・中古物件を探すとき、築年数・リフォーム履歴・設備の状態をしっかり確認することが重要です。地域密着型の工務店・リフォーム会社もあり、アフター体制をチェックするようにしましょう。
探す上で押さえるべきチェック項目
・学校・保育施設など子育てに関する施設の配置状況
・駅・バス停までの距離・坂道・夜道などの通勤通学の実用性
・周辺環境(住宅密集地・静けさ・緑地)と価格バランス
・将来の資産価値:駅近・利便性が高い物件ほど有利な傾向あり
3. 大山崎町
主な特徴・メリット
比較的落ち着いた住宅地という印象があり、交通アクセスと自然環境のバランスが取れているエリアとして注目です。新築分譲一戸建ても比較的多く分譲されています。リフォーム・リノベーション向き物件も多数あり、「中古を活かして自分好みに住む」選択肢も現実的です。
留意すべきポイント
・交通の便(駅までの徒歩時間、バス便など)や生活利便施設(スーパー・病院など)の距離を要チェック。駅近だと利便性が格段に変わります。
・中古物件を検討するなら、リフォーム費用を見込んでおくこと。将来の修繕・改修もしっかり検討をしましょう。
・町域によって地形・環境(坂道・傾斜地・眺望など)が異なるため、同じ町内でも住み心地の違いが大きくなり得ます。
探す上で押さえるべきチェック項目
・駅からのアクセス/主要施設までの距離
・将来的に家族構成が変わるなどライフステージの変化への対応(間取りの可変性など)
・物件選びの際、築年数・耐震・断熱性能の確認を。特に中古戸建・団地などを検討するなら必須です。
・周辺環境(騒音・交通量・自然災害リスク)も併せてチェックしましょう。
4. 京都市西京区
主な特徴・メリット
京都市内の行政区のひとつで、「利便性」と「住宅環境」のバランスが取れている地域です。
子育て・暮らしやすさの観点からも「住宅地」として検討に値する情報が出ています。
留意すべきポイント
・市内であるため、駅近のエリアなどは土地・建物価格・賃料などは少し高めになる傾向あり。コスト感を他エリアと比較した方が安心です。
・住環境・交通アクセス・周辺施設の“居住の質”を丁寧に確認する必要があります。
探す上で押さえるべきチェック項目
・駅・バス・主要道路アクセスの詳細(通勤・通学を日常にするなら特に重要)
・騒音・交通量・隣地状況・将来の都市開発計画などの影響
・中古を選ぶなら住宅診断(ホームインスペクション)を入れて、建物・設備の状態をしっかり把握することが肝要です。
◆全体として押さえておきたい共通ポイント◆
1.交通アクセス:駅までの徒歩時間・バス便・通勤・通学時間の実測を。
2.生活利便施設:スーパー、病院、学校、保育所、公園などの配置を実際に足を運んで確認。
3.築年数・建物性能:特に中古戸建・中古マンションの場合、「設備の劣化・メンテナンスの必要性」を早めに把握しておく。
4.将来のライフスタイル変化:例えば子どもが増える・親と同居する・在宅ワークになる…など、今だけでなく将来を見据えた間取り・立地を。
5.周辺環境・安全性:地盤・洪水・騒音・交通量・夜間の雰囲気など。
6.資産価値・売却時の視点:駅近・交通利便性が高い物件ほど価値が保ちやすい。選択肢を絞る際にはこの視点も重要。
7.比較材料を用意する:同エリア内・近隣エリアで「新築 vs. 中古」「駅近 vs.少し遠め」などを比較して、自分のコスト・メリットを明確に。
以上、長くなりましたが、理想の住まい探しには、様々な選択ポイント、確認ポイントがあります。
弊社、リヴ不動産販売株式会社は、それぞれのお客様に合わせた、理想の住まい探しのお手つだいをさせて頂きます。
ご相談は無料です。ぜひお気軽にご来店くださいませ◎