不動産コラム♯04【空き家を売るには?ステップ別ガイド】
不動産コラム#04

【空き家を売るには?ステップ別ガイド】

1.はじめに
「親から相続した家が空き家のまま…」「使っていない家があるけど、どう処分していいかわからない」
そんなご相談が近年とても増えております。
空き家問題の現状
総務省が発表した「令和5年住宅・土地統計調査」によると、2023年の時点で、日本全国の空き家数は900万戸を超え、空き家率は13.8%に達しています (総務省統計局)。
空き家は単なる個人の問題に留まらず、地域や社会全体の課題となっています。空き家を放置しておくと、資産価値の低下や税金負担が増すため、早期の対応が求められています。
この記事では、「空き家を売るには何から始めればいいの?」という方に向けて、わかりやすくステップ形式でご紹介します!
2.空き家 売却活動の流れ
ステップ①:まずは「現状の確認」から
空き家を売るには、まず以下の点を確認しましょう。
名義人は誰か?(相続登記が済んでいるか)
相続登記が未了の場合は、2024年より相続登記が義務化されました。未登記のままだと、売却が難しくなりますので、法務局で手続きを進めましょう。
建物の状態は?(築年数・劣化の程度など)
建物が古くても、立地条件やリフォーム次第で売却可能な場合があります。また、1981年以前の建物は旧耐震基準となっているため、耐震性に関する情報を確認しましょう。
土地の状況や接道条件は?
土地が接道不良や建築基準法に適合しない場合、売却の難易度が上がることもあります。
ステップ②:不動産会社に相談・査定依頼
空き家の価値は、築年数や立地だけでなく、地域のニーズによっても変わります。
まずは、不動産会社に無料査定を依頼し、どのくらいの価格で売れそうかを把握しましょう。
〈リヴ不動産販売株式会社のご提案〉
リヴ不動産販売株式会社は、地域に根差した不動産の専門家として、長年の実績と豊富な情報をもとに、お客様一人ひとりに最適な売却プランを提案します。
また、空き家のリフォームや解体の手配までトータルサポートが可能。
お困りのことがあれば、ぜひお気軽にご相談ください。
ステップ③:売却活動スタート!
不動産会社と媒介契約を結んだら、いよいよ販売スタート。
空き家ならではのポイントも考慮して、売却活動がスムーズに進むような工夫をしていきます。
〈リヴ不動産販売株式会社のサポート内容〉
リヴ不動産販売株式会社では、物件の清掃や草刈りなど、第一印象をアップさせるための作業もお手伝いします。
さらに、近隣住民への配慮や見学時のサポートも丁寧に対応。
お客様の負担を減らし、スムーズな取引ができるよう尽力します。
残置物そのままでもOK!
リヴ不動産販売株式会社では、家の中に残っている荷物や家具がそのままでも問題なく、そのまま売却可能です。面倒な片付けや処分を心配することなく、気軽に相談してください!必要であれば、片付けや処分の手配もサポートいたします。
ステップ④:購入希望者と契約 → 引き渡し
購入希望者が見つかったら、条件を調整しながら売買契約を締結します。
引き渡し前には、必要に応じて修繕や残置物撤去なども対応する場合があります。
税理士への相談もおすすめ
売却益が出た場合、譲渡所得税が発生することがあります。税理士に相談し、税務申告の準備をしておきましょう。
3.よくあるご相談例
「荷物が大量に残っていて困っている」
→ 不動産会社によっては、片付けサービスを提供しているところもあります。
「古すぎて売れるか心配…」
→ 空き家でも立地が良ければ売却可能なケースが多いので、まずは査定を依頼しましょう。
「更地にした方がいいの?」
→ 物件によっては、建物を解体せずそのまま販売するほうが得策な場合もあります。
4.まとめ:空き家を“負動産”にしないために、早めの行動を
空き家は早めに対策することで、「活きた資産」として新しい持ち主にバトンタッチできます。
放置してしまうと、資産価値の低下だけでなく、税金・ご近所トラブルなどさまざまなリスクが発生します。
リヴ不動産販売株式会社では、地域密着型で空き家の売却サポートを行っています。
不安な点があれば、不動産会社や税理士に相談して、安心して売却の準備を進めましょう。