
不動産コラム#57【住みながら売る vs 空き家にして売る どちらが高く売れる?】

不動産の売却を検討している方からよくいただくご相談の一つが、
「住みながら売るべきか、それとも空き家にして売るべきか?」というものです。
どちらにもメリット・デメリットがあり、結論としては物件の状態や売却戦略によって最適な選択は変わります。
本記事では、それぞれの特徴を比較しながら、より高く売るための考え方をわかりやすく解説します。
1. 住みながら売るメリット・デメリット
◆メリット①:生活コストを抑えられる
住み替えの場合、先に引っ越してしまうと「住宅ローン+家賃」の二重負担になるケースがあります。
住みながら売却すれば、
・無駄な家賃がかからない
・売却資金を次の住まいに充てやすい
といった資金面のメリットがあります。
◆メリット②:空き家より“リアルな暮らし”をイメージしやすい
・家具や生活動線があることで、購入検討者は
・部屋の広さ
・生活イメージ
を具体的に想像しやすくなります。
特にファミリー層には「住んだ後のイメージ」が伝わりやすく、プラスに働くこともあります。
◆デメリット①:内覧対応の手間がかかる
内覧のたびに
・掃除
・片付け
・スケジュール調整
が必要になります。
急な内覧依頼に対応できないと、機会損失につながる可能性もあります。
◆デメリット②:生活感がマイナスに働くことも
生活感が強すぎると、
・物が多い
・においが気になる
・清潔感が伝わりにくい
といった印象を与えてしまい、価格交渉の要因になるケースもあります。
2. 空き家にして売るメリット・デメリット
◆メリット①:内覧の印象が良くなる
空き家は
・スッキリとした空間
・部屋の広さが強調されるため、第一印象が良くなりやすいです。
特にリフォーム済み物件や築浅物件は、空き家の方が魅力が伝わりやすい傾向があります。
◆メリット②:いつでも内覧対応できる
空き家であれば、
・日時の制約が少ない
・急な内覧にも対応可能
となり、購入希望者の取りこぼしを防げます。
◆デメリット①:維持費がかかる
空き家になると
・固定資産税
・管理費(マンション)
・光熱費・維持管理費
が発生します。
また、遠方の場合は定期的な管理も必要になります。
◆デメリット②:「売れ残り感」が出るリスク
長期間売れないと
・値下げを疑われる
・人気がないと判断される
といった心理的なマイナスが働くこともあります。
3. 結論 どちらが高く売れるのか?
結論から言うと、
「適切に管理された空き家」または「きれいに整えられた居住中物件」なら、どちらでも高く売れる可能性はあります。
ただし、傾向としては以下の通りです。
●空き家の方が有利なケース
・リフォーム済み・築浅
・室内を広く見せたい物件
・高価格帯(第一印象重視)
「見せ方」で価値が決まる物件
●住みながらが有利なケース
・築年数がやや古い
・生活イメージを重視したい
・すぐに引っ越せない
・「リアルな暮らし」を伝えたい物件
4. 高く売るために最も重要なポイント
実は、「住みながら or 空き家」以上に重要なのがこちらです。
✔ 第一印象のコントロール
・整理整頓
・明るさ(照明・カーテン)
・におい対策
✔ 適切な販売価格設定
・相場より高すぎると売れ残り、結果的に値下げしてしまうケースも多くあります。
✔ 販売戦略(見せ方・タイミング)
・写真のクオリティ
・広告の打ち出し方
・内覧導線
これらによって、最終的な売却価格は大きく変わります。
5. プロの視点 迷ったらどうするべき?
実務的には、次の流れがおすすめです。
①まずは住みながら販売スタート
↓
②反響が弱ければ空き家化を検討
↓
③必要に応じてリフォームやホームステージング
このように、段階的に戦略を変えることが高値売却への近道です。
まとめ
「住みながら売る」と「空き家にして売る」は、どちらが絶対に正解というものではありません。
重要なのは、
・物件の特徴
・ターゲット層
・売却スケジュール
に合わせて、最適な戦略を選ぶことです。
そして何より大切なのは、“どう見せるか”という視点です。
不動産売却は、ちょっとした工夫で数十万円〜数百万円の差が出ることもあります。
もし判断に迷われている場合は、地域の相場や売却事例を踏まえたうえで、最適なご提案をさせていただきます。
乙訓エリア(長岡京市・向日市・大山崎町)での売却をご検討の方は、ぜひお気軽にご相談ください。
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