不動産コラム#12【知っておきたい!不動産用語入門~売買編・賃貸編~】
不動産コラム#12
【知っておきたい!不動産用語入門~売買編・賃貸編~】

はじめに
不動産の売買や賃貸契約を検討するとき、知らない専門用語がたくさん出てきて戸惑ったことはありませんか?
例えば「重要事項説明書」「ローン特約」「敷金・礼金」など、聞いたことはあるけれど、正確な意味は知らない…という言葉も多いですよね。
そこで今回は、不動産の現場でよく使われる用語を「売買編」と「賃貸編」に分けて、上位5つずつわかりやすく解説します。
初めてのお部屋探しやマイホーム購入を検討中の方は、ぜひ参考にしてください!
売買編|不動産を買うときによく出てくる用語5選
1. 重要事項説明書(じゅうようじこうせつめいしょ)
不動産を購入する前に、宅地建物取引士(宅建士)から説明を受ける重要な書類です。
登記情報・用途地域・法令上の制限・接道状況など、契約に関わる大切な情報がまとめられています。
✓ ポイント: 内容をしっかり理解しておくことで、後悔やトラブルを防げます!
2. ローン特約(ろーんとくやく)
住宅ローンを申し込む場合、審査に通らなければ契約を白紙解除できる条件のこと。
この特約があると、ローンが否認されても手付金を失わずに契約を解除できます。
✓ ポイント: 条件や期限を契約前にしっかり確認しておきましょう。
3. 手付金(てつけきん)
売買契約の際、買主が売主に支払うお金で、契約の証として扱われます。
途中で契約をやめた場合、買主は手付金を放棄、売主がやめたい場合は倍額を返す仕組みです。
✓ 一般的な相場: 物件価格の5〜10%程度。
4. 仲介手数料(ちゅうかいてすうりょう)
不動産会社を通じて取引が成立した場合に支払う報酬です。
金額は法律で上限が決められており、「物件価格 × 3% + 6万円(+税)」が一般的。
✓ メリット: プロのサポートを受けられる安心感があります。
5. 表示登記・所有権移転登記
不動産の権利を法的に記録するための手続き。
表示登記: 新築時に建物の情報(構造・面積など)を記録
所有権移転登記: 売主から買主へ名義を変更する登記
✓ 通常は司法書士に依頼します。
賃貸編|引っ越しや住み替え時によく出てくる用語5選
1. 敷金(しききん)
部屋を借りる際、最初に大家さんに預けるお金。
退去時に部屋がきれいであれば、原則返金されますが、破損や家賃滞納があれば差し引かれることも。
✓ トラブル防止には、入居時に部屋の写真を残しておくのがおすすめ!
2. 礼金(れいきん)
大家さんへの「お礼」として支払うお金で、返金されないのが原則です。
最近は「礼金なし」の物件も増えています。
✓ 初期費用を抑えたい方は「礼金なし」で検索してみましょう。
3. 原状回復(げんじょうかいふく)
退去時に、部屋を元の状態に戻すこと。
ただし、経年劣化や通常使用による汚れは借主の負担にはなりません。
✓ 国土交通省のガイドラインで負担範囲が定められています。
4. 更新料(こうしんりょう)
契約期間(多くは2年)が終了し、継続して住む場合に支払う費用。
家賃の1か月分程度が一般的ですが、地域や物件によって異なります。
✓ 契約前に「更新料の有無」を必ずチェック!
5. 保証会社(ほしょうがいしゃ)
連帯保証人の代わりに利用されることが多い仕組みです。
万が一家賃を滞納した場合、保証会社が一時的に立て替え、その後借主に請求されます。
✓ 保証料は家賃の30〜50%程度。保証人がいない方でも契約しやすくなります。
まとめ|言葉を知れば、不動産取引の不安がなくなる!
不動産に関する用語は、契約内容やお金、権利に直結する重要な要素です。
「なんとなく」で済ませてしまうと、後から後悔したり、思わぬトラブルに巻き込まれることも…。
だからこそ、しっかりと用語の意味を理解しておくことが、安心・納得の取引につながります。
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